考古用語辞典 A-Words

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青花宝相華唐草文壺(「大明宣徳年製」銘) 2009年3月20日更新

青花宝相華唐草文壺(「大明宣徳年製」銘)
【和:せいかほうそうげからくさもんつぼ
【中:qing hua bao xiang hua tang cao wen hu
明・清|陶磁器|>青花宝相華唐草文壺(「大明宣徳年製」銘)

景徳鎮窯
明時代・宣徳(1426~1435)
高さ:35.8cm
住友グループ寄贈
立ち上がりの高い頸をもつ広口の大形壺である。胴部中央全面に、宝相華唐草文を描き、肩と胴裾に二重蓮弁文を、頸部に蔓唐草文を廻らせる。コバルト顔料の発色は濃厚で、特にだみ染めで表された仰覆(ぎょうふく)の蓮弁文は強い印象を与える。宣徳期には景徳鎮において官窯(かんよう)の体制が確立し、青花磁器もその主要製品になったと考えられる。以後官窯製品には、本器に見られるような年款銘が記されるようになった。
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 出所:書の至宝-日本と中国2006
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