考古用語辞典 A-Words

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青花龍唐草文碗(「大明弘治年製」銘) 2009年3月20日更新

青花龍唐草文碗(「大明弘治年製」銘)
【和:せいかりゅうからくさもんわん
【中:qing hua long tang cao wen wan
明・清|陶磁器|>青花龍唐草文碗(「大明弘治年製」銘)

景徳鎮窯
明時代・弘治(1488~1505)
直径:15.0cm
住友グループ寄贈
成化年間に現われた薄作りで小形の碗の延長線上にあると思われるが、文様表現は一転して繁縟さを増している。外側には宝相華(ほうそうげ)唐草をともなう一対の龍の姿を、内側は側面に蔓唐草文を、底部に蓮池文を描く。文様は細い描線で余白をあまり残さず緻密に描かれている。一方で龍の肢体や唐草の蔓の動き、葉や花弁の形などには図式化の傾向が見られる。また、口縁部や内底に見られる細かい装飾には、次の嘉靖万暦期の文様との関連がうかがえる。
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 出所:書の至宝-日本と中国2006
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