考古用語辞典 A-Words

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黄地紅彩龍文壺(「大明嘉靖年製」銘) 2009年3月20日更新

黄地紅彩龍文壺(「大明嘉靖年製」銘)
【和:おうじこうさいりゅうもんつぼ
【中:huang di hong cai long wen hu
明・清|陶磁器|>黄地紅彩龍文壺(「大明嘉靖年製」銘)

景徳鎮窯
明時代・嘉靖(1522~1566)
高さ:27.0cm
住友グループ寄贈
数ある雑彩(ざっさい)類のなかでも特に複雑な技法を用いたものである。白磁を焼成した後に器表全面に黄釉を塗って二次焼成する。その上から施文して三たび焼成するのであるが、この場合は褐彩で文様の輪郭と細部を描き、周囲を紅釉で塗り潰している。紅釉部分は、黄色の下地があるため一層鮮明な発色となっている。その色調と、器表全面に描かれた文様があいまって非常に濃密な印象となり、鮮やかな彩磁が好まれた嘉靖期の気分がよく現れている。
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 出所:書の至宝-日本と中国2006
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