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五彩松下高士図面盆(「大明萬暦年製」銘) 2009年3月20日更新
【和:ごさいしょうかこうしずめんぼん】 |
【中:wu cai song xia shi tu mian peng】 |
明・清|陶磁器|>五彩松下高士図面盆(「大明萬暦年製」銘) |
景徳鎮窯
明時代・万暦(1573~1620)
直径:36.8cm
住友グループ寄贈
鍔(つば)状の口縁をもった深い作りの盆で、全体を八花形に作っている。内底、内側面、口縁部の各区画を松樹で区切って高士と童子の組み合わせ図を繰り返し描く。赤、青、黄、緑の色彩をふんだんに使った絵付は極めて華やかな印象である。外側面は一転して余白を多く残して二種の宝相華(ほうそうげ)文を配し、外口縁には蔓唐草を廻らせる。青花、五彩ともに類品が何点か知られる。洗面のための容器で、木製の架台に固定して用いた。北京市内の清代墓より五彩の出土例がある。
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 出所:書の至宝-日本と中国2006
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