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五彩仙人図盤 2009年3月20日更新
【和:ごさいせんにんずはん】 |
【中:wu cai sxian ren tu pan】 |
明・清|陶磁器|>五彩仙人図盤 |
しょう州窯
明時代・17世紀
直径:38.8cm
矢橋重雄氏寄贈
灰色の胎土に白釉をかけ、赤、青、緑などの上絵の具で絵付した粗製の磁器類は、日本では呉州(ごす)赤絵、欧米ではスワトウ・ウュアと呼ばれて愛好されてきた。長らく産地が特定されずにいたが、1994年に福建省平和県で窯址が確認された。本器は幅広の鍔縁(つばぶち)をもつ大形の盤である。同心円状に文様帯をわけ、見込みには花籠を背負い鹿を伴う八仙人のうちの一人である韓湘子(かんしょうし)と思われる人物を描く。口縁部には「玉堂佳器」の文字と花卉文を配している。整った文様構成で、呉州赤絵の初期に位置する作例と考えられる。
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 出所:書の至宝-日本と中国2006
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