花瓶（80）　2008年04月21（月）更新

形と装飾：コロマン・モーザー，1903年，manuf.no.85/5154；Zebra
高さ17.9cm
個人蔵・ウィーン
ウィーンのE.バカロヴィッツ・ゼーネの注文により制作、
　無色のガラス，白のオパールの被せガラス・垂直の黒の縞模様，虹彩.。
縞の装飾は通常コロマン・モーザーによるものとされている。この装飾はウィーンの幾何学的アール・ヌーヴォーの発展に大きな役割を果したものであり，1910年以後のホフマンやポボルニーの縞や線状の装飾へと導く出発点とみなすことができる。出所：『ボヘミアのアールヌーヴォーグラス展』Bohemian　Art Nouveau　Glass