双耳花瓶　2008年04月24（木）更新

形：マリー・キルシュナー，1902年，manuf.no.1090/41
装飾：pcnsee verlaufend
署名：エングレープィングで"MK″のイニシャル
高さ10.9cm
デュンセルドルフ美術館，ヘントリッヒ・コレクション
　マリー・キルシュナーの注文により制作、無色で紫の濃淡のあるガラス・ ツヤ消しの虹彩。この花瓶はマリー・キルシュナーの典型的な特徴を示している。清澄なフォルムのハーモニー，控え目な色彩，表両のあっさりした処理にそれがみられる。彼女は紫色の濃淡のついたガラスを好んでデザインしている。出所：『ボヘミアのアールヌーヴォーグラス展』Bohemian　Art Nouveau　Glass