考古用語辞典 A-Words

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花瓶(102) 2008年04月27(日)更新

花瓶(102)

【英:Vase
ボヘミアアールヌーフォーガラス|石器・ガラス>花瓶(102)

形と装飾:アドルフ・ベッケルト,1909年,grau Melusin mit berglau un opal Dek.Meereswogen
署名:エッチングで”AB”のイニシャル
高さ24.5cm
モラヴィア・ギャラリー, ブルノ
 無色のガラス,濃い銀色の線状装飾,青緑と白のオパールの被せガラス,エッチングによる海の波文装飾。
この花瓶は,北斎の版画につよく影響され,同時にまた熟達したエッチングの技術を駆使することによって(この装飾は6段階にわたってエッチングされている)モチーフの芸術的造形を生んだものであり,それ故にこの花瓶はベッケルトの傑作といえる。また1909年から10年にかけてウィーンでひらかれたオーストリア美術・工芸展のためにつくられた作品で,そこでブルノのモラヴィア・ギャラリーのコレクションとして購入された。出所:『ボヘミアのアールヌーヴォーグラス展』Bohemian Art Nouveau Glass

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