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アブ・シンベルからフイラエまでヌビア遺跡群(エジプト世界遺産) 2009年3月26日更新

アブ・シンベルからフイラエまでヌビア遺跡群(エジプト世界遺産)

【和:アブ・シンベルからフイラエまでヌビアいせきぐん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>アブ・シンベルからフイラエまでヌビア遺跡群(エジプト世界遺産)

エジプト最南部ヌビア地方に残る古代遺跡群を代表するひとつは、ナイル川に浮かぶフィラエ島に建てられたイシス神殿。そしてもうひとつが、第19王朝に君臨したラムセス2世による、アブ・シンベル神殿だ。2歳で即位し、25歳のときに西アジアのヒッタイトとカデシュの戦いを引き分けた後、ラムセス2世はそれまで精力的に行っていた外征を控え、エジプト中に巨大な建築物を建て始めた。そのひとつ、ナイル河畔の一枚岩から掘り出されたアブ・シンベル神殿は、高さ33m、幅38mのファサードをもつ大神殿と、最愛の妃ネフェルタリに贈られた小神殿が少し離れて並ぶ 。入口に彫られたラムセス2世の巨大な像、内部の美しい壁画、カデシュの戦いを描いたレリーフなどが、ファラオの偉大さを物語る.
アスワン・ハイ・ダムと建設のため、水没の危機にさらされたが、1968年二、ユネスコの救済活動により、神殿を1万6000個に分割・解体してやや内陸の高台に移築した。出所:世界遺産の旅
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