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イスファハンイマーム広場(イラン世界遺産) 2009年3月28日更新
【和:イスファハンのイマームひろば】 |
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町の東西を貫くザーヤンデ川をはじめ、豊かな水と緑に恵まれたイスファハンは、イランでも最も美しい町であろう。16世紀、長きにわたった異民族支配の後、ペルシアの王朝として誕生したサファヴィー朝の首都である。その繁栄ぶりは、「イスファハンを見ることは世界の半分を見ること」といわれたほど。1599年、アッバース1世は、世界の政治、経済、宗教、文化の中心地になるよう、イスファハンの大改造に着手した。町の中心のイマーム広場は、南北510m、東西163mの長方形で、元ポロ競技場であったといわれる。その周囲は2層構造の回廊に囲まれ、 1階部分は、今でも土産物店などの商店が入っている。広場の西側のアリ・カブ宮殿は、15世紀に建てられた宮殿を改築したもので、迎賓館として使われていた. 2階の屋根付きテラスから、広場が一望できる。王はここからパレードやポロ競技を見物した。最上階には贅をつくした音楽ホールがある。 ドーム天井には、壺や鉢などの形をした壁龕が設けられている。
南にはモスクの傑作といわれる、ペルシアンブルーのマスジッド・イ・シャー(王のモスク)がそびえ立つ。イラン独特の鍾乳石飾りのある正面イーワーンを入ると、礼拝堂への通路は45度に曲がっている.これは、礼拝堂をメッカの方向へ向けるための工夫である.礼拝堂の高さ52mのドームには、花や草木をモチーフにしたアラベスク模様が、7色の彩色タイルで描かれている。
広場の西側のシェイク・ロトフォラー・モスクは、尖塔も中にもない簡素なつくりだが、アッバースl 世の個人礼拝堂だった。ペルシアでは青や緑のタイルを使うのが一般的だが、ここでは黄色のタイルがドームの内外や壁を飾る。出所:世界遺産の旅
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