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ジエミラ(アルジェリア世界遺産) 2009年4月1日更新
首都アルジェの東、約250kmに位置する標高約900mの山の尾根に、ローマ軍の城塞として建設された都市。1世紀末のネルウァ帝の時代にローマ帝国の植民市になり、セウェルス帝統治下の2世紀には、人口の増加につれて経済的にも発展し、3世紀前半には最盛期を迎えた.
町は、フォーラムやバシリカ、公共浴場、劇場、神殿といった建物が並ぶ典型的なローマ都市で、なかでもセウェルス帝を祀った神殿は、特に壮麗だ。また、住居のほとんどに、舗床モザイクの装飾が見られる。色彩豊かに狩猟の様子を描いたモザイクも残っている.7世紀に侵入したアラブ人が、廃墟となったこの町を、アラビア語で「美しい」を意味するジェミラと名づけた.出所:世界遺産の旅
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