ヨセミテ国立公園（アメリカ合衆国世界遺産）　2009年4月7日更新

　花崗岩の山々、氷河に削られた約1000mの深い谷、堂々たる一枚岩、雪解け氷が多くの滝をつくり、深い針葉樹の森が続く。ヨセミテ国立公園は、シエラ・ネヴァダ山脈の懐に抱かれ、中心となるヨセミテ・ヴァレーは、全長約13kmのＵ字谷を形成する。ここでは落差739mのヨセミテ滝、高さ914mの花崗岩の-枚岩エル・キャピタン、スパッと刃物で切ったような印象的な岩山ハーフドームなどを見ることができる。国立公園の95％は原生景観で、約1400種の草花、77種の哺乳類、242種の鳥類など､豊かな自然が残されている。
　しかレロサンゼルスなど西海岸の大都市から近いこともあって、訪れる観先客は年間約400万人にものぼる。ヨセミテ・ヴァレーでは、大気汚染、渋滞、大量のゴミといった都市公害と同じ問題も起きており、対策の必要性が叫ばれている。出所：世界遺産の旅
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