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古代都市パレンケ・国立公園(メキシコ世界遺産) 2009年4月10日更新

古代都市パレンケ・国立公園(メキシコ世界遺産)

【和:こだいとしパレンケ・こくりつこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>古代都市パレンケ・国立公園(メキシコ世界遺産)

 メキシコ東部、チアパス山脈中腹の国立公園(面積17.7k㎡)内の熱帯雨林の中に、古典期後期の都市国家パレンケがある。3世紀に町ができ、600年代のパカル王統治下で強大になる。この遺跡は宮殿を中心に碑文の神殿、十字の神殿、太陽の神殿、球戯場からなる。
 ピラミッド状の碑文の神殿の69段の階段を昇ると、神殿名の由来になったパレンケ王朝の2世紀にわたる歴史や、天文学上の出来事を記す碑文、4772年までもの未来予想図を刻む大理石のパネルがある。1952年にマヤ遺跡の中で初めて発見されたパカル王の地下墓室は、世界中で大反響を巻き起こした。重さ5tもの石棺の蓋中央には、マヤ神話の十字架状の世界樹のそばに、王が立つ姿が刻まれている。石棺の王は経帷子につつまれ、顔はヒスイのモザイク状のマスクをかぶっていた。マスクをはじめとする装飾品、遺跡からの出土品は、当地の国立考古博物館に展示されている。出所:世界遺産の旅
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