考古用語辞典 A-Words

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ナスカとフマナ地上絵(ペルー世界遺産) 2009年4月15日更新

ナスカとフマナ地上絵(ペルー世界遺産)

【和:ナスカとフマナのちじょうえ 
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ナスカとフマナ地上絵(ペルー世界遺産)

あまりにも有名なナスカの地上絵は、20世紀前半に発見されると、その起源や制作者、目的などをめぐって論争を巻き起こした。宇宙人説までまことしやかに語られたが、現在では、200~700年頃にかけてこの地方に栄えたナスカ文化を担った人びとによる制作、というのが定説になっている。
付近のカワチ遺跡などから出土した多彩色の土器に、地上絵と同じ絵柄が見られるからだ。描かれた年代も6世紀頃と考えられている。しかし何の目的で描かれ、それぞれの絵柄は何を意味するのか、依然謎のままだ。
 地上絵は、ナスカ台地のイカ谷とナスカ谷の間、約350k㎡にわたって描かれている。とくに集中しているのは、海抜500mぼどのサンホセ台地だ。絵は、台地の地表面を覆う酸化して暗赤色となった小石を約20cmの幅で取り除き、下の白い砂を露出させる、という方法で描かれた。クモ、サル、ハチドリ、コンドルなど、一般に線を交差させずに一筆書きで描かれており、大きなもの(コンドル)では135mにもなる。
 よく紹介される具象的な絵柄は約30で、多くは直線、渦巻きなどの幾何学文様だ。これらはある方向性をもって描かれており、ドイツのマリア・ライヘのように、天体運行との関係を指摘する説もある。また、線の多くが山に向かって収束することから、山に対する信仰をあらわしたものではないかと考える学者もいる。 この雄大な地上絵の観光は、遊覧飛行はもちろんミラドール(観測塔)からも体感したい。出所:世界遺産の旅
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