考古用語辞典 A-Words

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ロス・グラシアレス(アルゼンチン世界遺産) 2009年4月16日更新

ロス・グラシアレス(アルゼンチン世界遺産)

【和:ロス・グラシアレス
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ロス・グラシアレス(アルゼンチン世界遺産)

 パタゴニア南部、チリ国境沿いにあるロス・グラシアレスとは、スペイン語で「氷河」を意味する。ここは南極、グリーンランドに次いで世界で3番目の氷河面積をもち、しかも冬の最低気温が比較的高いため、氷がよく溶けて再氷結する。いわば新陳代謝の盛んな氷何であることが特徴である。透明度の高い氷は、青い光だけを反射して青く見える。「風の大地]とも呼ばれるパタゴニアは、西からの湿った強風がアンデスの山々にぶつかって膨大な量の雪を降らせ、これが氷河を形成している。
 自然公園内最大の氷河はアルヘンティノ湖(琵琶湖の2倍の広さ)の北西に流れ込むウプサラ氷河で、幅5km以上、高さ約100m、全長80km以上という巨大なものだ。アルヘンティノ湖の西に流れ込むペリト・モレノ氷河は、1年に600~800m動く非常に活発な氷河で、高さ80m以上の先端部では轟音とともに氷河が崩壊して氷山ができるところが見られる。
 風景を彩るもうひとつの主役が、氷河に削られた荒々しい山々だ。いつも雲がかかっていることから、先住民の言葉でチヤルテン(煙を吐く山)と呼ばれるフィッツ・ロイ山は標高3375m。登山者に人気の高い、険しく美しい山だ。出所:世界遺産の旅
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