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アルタミラ洞窟(スペイン世界遺産) 2009年4月21日更新

アルタミラ洞窟(スペイン世界遺産)

【和:アルタミラどうくつ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>アルタミラ洞窟(スペイン世界遺産)

 1879年に偶然にアルタミラ洞窟で壁画が発見され、1902年に旧石器時代後期の絵画であることが確認された。バイソン、シカ、ウマ、オオカミ……、洞窟の天井いっぱいに動物の絵が描かれている。一頭の大きさは、平均16m、最大22mという巨人なもの。
その姿は実にリアルで繊細な筆致で描写壁面の凹凸を利用して立体感が演出され、ぼかしや濃淡のテクニックも使われている。
「大広間」と呼ばれる入口30m付近の支洞に描かれたウシの群れが最も有名。今にも動きだしそうな躍動感に圧倒される。旧石器時代にこれほどの描写技術と、色彩の保存技術があったという事実を、発見当時の学者たちは信じなかったという。  動物のほかに、記号や人の顔のような絵もあるため、この洞窟は、呪術など儀式の場であったのではないかとも考えられている。出所:世界遺産の旅
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