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カセレス旧市街(スペイン世界遺産) 2009年4月21日更新

カセレス旧市街(スペイン世界遺産)

【和:カセレスきゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>カセレス旧市街(スペイン世界遺産)

 カセレスの町の歴史は古い。ローマ軍が先住民を追い出して町を開いたのが、紀元前19年のこと。8世紀初めにイスラム教徒が侵入して、新たな城壁を築いた。300m×200mぼどの広さの城壁内が、現在「旧市街」と呼ばれる。この狭い旧市街の中に、カセレスが全盛を極めた15~16世紀の建物が立ち並んでいる。城壁の入口「星のアーチ]をくぐると、そこはまるで時が止まったかのように、中世の世界だ。ゴシック様式の建築物の数々。当時、新大陸との貿易を独占していたカスティーリヤ王国の繁栄ぶり、国内の交通の要所としてのこの町の富裕ぶりが想像できよう。
 ここでは町中モニュメントといえるほどである。プラテスコ様式の祭壇衝立や聖器室扉など見ごたえあるゴシック様式のサンタ・マリア教会や美しい中庭と華麗な調度品を備えたカルバハル家の館、旧市街最大の要塞風の建物ゴルフィン家の館、太陽の館の異名をもつソリス家の館、17世紀の絵画をコレクションするロス・カバージョスの館などの貴族の館が多く残る。のんびりと中世の町並み散策を楽しみたい。出所:世界遺産の旅
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