考古用語辞典 A-Words

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ストラスブール旧市街(フランス世界遺産) 2009年4月26日更新

ストラスブール旧市街(フランス世界遺産)

【和:ストラスブールのきゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ストラスブール旧市街(フランス世界遺産)

街道の町という意味をもつ名のとおり、ドイツとの国境に近いヨーロッパの中央に位置する。道路、鉄道、河川の交通の交差する通商の要所で、「ヨーロッパの十字路」と呼ばれている。古くから交易で栄えた町だが、フランスとドイツの領有争いが幾度もこの地で繰り返され、波瀾の時代をくぐり抜けてきた。この歴史は今も生活に根づいている。言葉や食生活、建築などにドイツの影響が見てとれ、独自の文化を築いてきた。
○大聖堂
イル川の本流と支流に囲まれた旧市街で、ひときわ目立つのが大聖堂。創建は11世紀で、高さ142mの尖塔が完成したのは15世紀になってからである。度重なる火災でゴシック様式に改修されたが、南翼廊の扉口にはロマネスク様式が残っている。正面中央扉のタンパンのキリスト受難の彫刻、堂内の最後の審判を描いた「天使の柱」、12~14世紀にかけてつくられたステンドグラス、そしてからくり時計の元祖の天文時計は必見。
○パレ・ロアン
司教を何人も輩出したロアン家の邸館。18世紀の古典主式様式の典型である。今は、装飾美術館、ボッティチェリやラファエルロなどの絵画を所蔵する美術館、考古学博物館となっている。
○プチット・フランス
旧市街の西端、イル川が4本に分岐している一帯は、プチット・フランス(小さなフランス)と呼ばれる。17世紀の典型的な白壁に黒い木組みの建物が軒を連ね、かつては漁師、革なめし職人、製粉業者などが暮らしていた。出所:世界遺産の旅
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