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聖セルヴァティウス修道院聖堂・城と旧市街(ドイツ世界遺産) 2009年4月29日更新

聖セルヴァティウス修道院聖堂・城と旧市街(ドイツ世界遺産)

【和:せいセルヴァティウスしゅうどういんせいどう、しろときゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>聖セルヴァティウス修道院聖堂・城と旧市街(ドイツ世界遺産)

10世紀初頭、東フランク王国ザクセン期の初代国王となったハインリヒ1世は、クヴェートリンブルクに宮殿をつくった。この地での鷹狩の中に国王即位の知らせを受けたため、縁起のよい場所だと思ったのであろう。
ハインリヒ1世の死後、その王妃マテイルデはザクセン貴族女子の教育のため修道院をつくった。ハインリヒ1世の息子で、神聖ローマ帝国の初代皇帝となったオットー1世は、修道院を王権の庇護下に置き、修道院には王によってさまざまな特権が与えられた。
その女子修道院が火災によって焼失した後に、改めて建てられたのが、聖セルヴァティウス修道院聖堂である。1129年に献堂式が行われたロマネスク様式の建物で、現存している。16世紀に聖堂を包み込むように城館が建てられた。ルネサンス様式のその城館は、ロマネスク様式の修道院聖堂と不思議な調和を見せている。型セルヴァティウス修道院聖堂に見守られる旧市街には、中世以降の木造建築様式のひとつ、ハーフティンバー様式(柱や梁などの構造材を外壁に露出させ、問をレンガや土、石で埋める)の家々が建ち並ぶ。14~17世紀に建てられ、奇跡的に戦火をまぬがれ、その姿をとどめている。出所:世界遺産の旅
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