考古用語辞典 A-Words

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エンゲルスバーリの製鉄所(スウェーデン世界遺産) 2009年5月1日更新

エンゲルスバーリの製鉄所(スウェーデン世界遺産)

【和:エンゲルスバーリのせいてつしょ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>エンゲルスバーリの製鉄所(スウェーデン世界遺産)

世界有数の鉄鉱石産出国であるスウェーデンは、埋蔵量も豊富で世界各国に輸出している。ファーガシュタ地方のエンゲルスバ―りには、14世紀初め、すでに製鉄所が存在していた。1523年、デンマークから独立したグスタフ1世は、 ドイツから鍛治職人を呼び、国民に技術を学ばせた。そして、新たな製鉄所を設けたのである。大砲の普及など鉄に対する需要は年を追うごとに高まっていき、1681年には最新式の溶鉱炉が新たに設置された。また、水力エネルギーを鉱山内のポンプに供給できる、プールヘム・ホイールという機械を導入することによって、採掘作業は格段に向上し、スウェーデンの水準産業となった。 エンゲルスバーリの製鉄所は、19世紀に終焉を迎える。銑鉄を容易に鋼に変えるべッセマー法が製鉄法を一変し、エンゲルスバーリの設備は時代遅れになってしまったのである。出所:世界遺産の旅
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