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リガ旧市街(ラトビア世界遺産) 2009年5月4日更新

リガ旧市街(ラトビア世界遺産)

【和:リガきゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>リガ旧市街(ラトビア世界遺産)

ラトビアの首都リガの旧市街には、ハンザ同盟時代の商人の家がいくつも残っている。3兄弟と呼ばれる石造りの住宅は、 1階が住居、3階と地下は倉庫という15世紀のハンザ同盟商家の典型である。1158年、ブルーメン(ドイツ)の商人によって町がつくられたのが始まり。1207年には要塞が築かれ、13世紀にハンザ同盟に加盟したことで、町は発展した。 しかし、16~19世紀のラトビアは、ポーランドそしてスウェーデン領となり、1709年には帝政ロシアに併合された。この時、モスクワ、ペテルブルクに次ぐ大都会へと発展した。その後、ドイツに占領され、1918年11月にはリガで独立宣言したが、1940年旧ソ連に編入。1990年に分離・独立した。
かつて旧市街を囲んでいた城壁の一部は、17世紀に城壁を利用して住宅にしたスウェーデン門と、火薬の保管庫に再建された火薬塔などとして残り、往時を偲ばせる。ドイツ騎士団のフルターが、15世紀末~16世紀にかけてリガ城を築いたが、現在は南棟部が残るほかは、ほとんど崩壊している。13世紀にロマネスク様式で建てられたドーム大聖堂は、その後ゴシック、バロック様式にと政策を重ね、奇妙な混合スタイルとなった。世界最大級のパイプオルガンは必見。同じように時代を経て政策された聖ヨハネ教会、聖ペテロ教会、聖ヤコブ教会なども現在に姿をとどめている。
リガのもうひとつの顔は、19世紀からのアール・ヌーヴォー様武の建築群だ。独特の様式美をもった装飾が特徴で、絵画や工芸作品にあらわされている。リガには、建築にこの分野の傑作がいくつもあり、新市街には、映画監督エイゼンシュテインの父ミハイルの作品も残っている。出所:世界遺産の旅
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