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プラハ歴史地区(チェコ世界遺産) 2009年5月5日更新

プラハ歴史地区(チェコ世界遺産)

【和:プラハれきしちく
【中:
面白テーマ|世界遺産|>プラハ歴史地区(チェコ世界遺産)

スラブ民族がヴルタヴァ川のほとりに集落をつくったのが6世紀頃。 8~9世紀にはプラハ城の基礎とヴィシェフラート城砦が建てられた。10世紀にはキリスト教が普及し、司教座が置かれた町はどんどん発展していった。
14世紀にボヘミア(チェコ)王のカレル1世が神聖ローマ帝国皇帝となり、カール4世を名乗った。カール4世は首都をプラハとし、帝都にふさわしい都市にするため、さまざまな施設をつくった。帝国最古の大学であるカレル大学、ヴルタヴァ川に架かるカレル橋、旧市庁舎などはこの時に建設された。ブラハ城が現在のような外観を整えたのもカール4世の時代である。当時のプラハはヨーロッパ一の繁栄を誇っていた。近代にはカフカやドボルザークといった文学者や音楽家を生み出し、文化の都としても重要な地位を獲得している。
○カレル橋
プラハの町のシンボルとなっているカレル橋は、1357年に再建されたもの。石造りのカレル橋には後に、聖ネポムツキー(下段「ゼレナー・ホラのネポムツキーの聖ヨハネ巡礼教会」参照)をはじめとした、30人の聖人たちの石像が、欄干に取りつけられている。聖人たちの中には、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの像もある。東洋人らしき人びとが担ぎ上げるような形になっており、その中には、日本人も混じっていると思わせるものがある。
○プラハ城
プラハの町を見下ろす丘にプラハ城は建っている。 9世紀の建造以来、城部分だけでなく、聖堂や公園などが増改築され現在のような姿になった。なかでも、見るものを圧倒するほどの迫力をもつ聖ヴィート大聖堂は、もともとは930年に建てられたシンプルなロマネスク様式の建物だったが、1344年に改築が始められ、現在のようなゴシック様式になった。ただし、その改築が完了したのは20世紀になってからで、大聖堂の地下には歴代のボヘミア王が眠っている。出所:世界遺産の旅
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