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パンノンハルマの修道院とその自然環境(ハンガリー世界遺産) 2009年5月7日更新

パンノンハルマの修道院とその自然環境(ハンガリー世界遺産)

【和:パンノンハルマのしゅうどういんとそのしぜんかんきょう
【中:
面白テーマ|世界遺産|>パンノンハルマの修道院とその自然環境(ハンガリー世界遺産)

バンノンハルマの修道院は10世紀に創立された。ベネディクト会の修道院で、当初はロマネスク様式の建物であった。12世紀に火災で焼失、13世紀にゴシック様式で再建されたが、今世紀まで建築は続いた。16世紀のオスマン・トルコ軍による侵略の際には、要塞としての役割を担い、修道院の周りに防壁がめぐらされた。
その後、神聖ローマ帝国ヨーゼフ2世の修道院廃止令で閉鎖されたが、1802年に再興された。修道院の聖堂は、左右に側廊をもつ上身廊形式で、聖堂の南側にはロマネスク様式の扉、扉の外には後期ゴシック様式の回廊がめぐる。初期ゴシック様式の地下祭室も三身廊形式である。
ほかにも18世紀に建てられた、壮麗なフレスコ画が壁面を飾る主食堂や、写本や古文書などを数多く所蔵している図書館、16~18世紀の作品を収めた絵画館などがある。
修道院付属の植物園には、この地方特有の植物や、外来の植物などが生育し、修道院の東には緑豊かな森がずっと広がっている。パンノンハルマの修道院は、この自然環境も含めて世界遺産に登録されている。 出所:世界遺産の旅
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