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ボヤナ教会(ブルガリア世界遺産) 2009年5月9日更新

ボヤナ教会(ブルガリア世界遺産)

【和:ボヤナきょうかい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ボヤナ教会(ブルガリア世界遺産)

ヴィトシャの山々に囲まれたボヤナ地区は、首都ソフィアから南西へ8kmほどの所にある。王や貴族の別荘地として繁栄した地域で、そこに建つボヤナ教会は、 3つの聖堂からなっている。最も古いのは、教会の東端にある聖ニコラウス聖堂である。1048年に王家の礼拝堂として建てられた。円蓋の天丼には、名の由来となっている、型ニコラウスに捧げられたフレスコ画がある。
1259年、次に建てられたのが、中央部の聖パンティレイモン聖堂である。2階建で、3つの聖堂中で最も大きい。内部には18のフレスコ画が描かれており、その数は89場面、240人もの人物が登場する。当時のビザンチン様式の人物画とは違い、ルネサンス様式に近い写実的なものである。残念ながら、これらのフレスコ画はかなりの剥落と欠損があり、現在エネスコの支援で修復が行われている。
最後の第三聖堂の建設は1845年のことで、オスマン・トルコの勢力が強まる中、キリスト教徒の復興と士気を高めるために出てられた。2階のフレスコ画は、3つのテーマを描いているが、こちらも修復中である。3つの聖堂は、建築年代が全然違うにもかかわらず、全体では調和のとれた建造物となっている。出所:世界遺産の旅
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