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マダラの騎士像(ブルガリア世界遺産) 2009年5月10日更新

マダラの騎士像(ブルガリア世界遺産)
【和:マダラのきしぞう
【中:
面白テーマ|世界遺産|>マダラの騎士像(ブルガリア世界遺産)

マダラ高原の100m以上ある断崖の下から4分の1ほどの場所に、マダラの騎士像の巨大なレリーフがある。馬にまたがった騎士が、ワイングラスを持ち、猟犬を従え、槍でつかれたライオンを踏みつけているレリーフは、誰が、どのようにして、何の目的で彫ったのか、ほとんどのことが判明していない。
この騎士像に残されたギリシア語の碑文の断片から、つくられたのは705~831年の間といわれる。騎士像のモデルについては、いくつかの説がある。ブルガリアの伝説の騎士といわれる、テルヴェル・ハーン(在位701~718年)であるという説と、ビザンチン帝国皇帝レオ5世軍を撃破したという、ブルガリア王クルム・ハーン(在位803~814年)という説、そして竜退治の勇者である、聖ゲオルギウスであるという説だ。いずれも確証はないが、伝説の騎士テルヴェル・ハーンであるという説が今のところ有力である。
制作当初は赤色の漆喰が上塗りされていたといわれるが、騎士像は一度も修復が行われることもなく、現在では風化して、その漆喰ははげ落ちてしまっている。
1974年にユネスコが保存のための経済援助を申し出たときも、ブルガリア側は断った。だが、1990年代に入り、レリーフの崩壊が急激に進んでいることに気づき、ユネスコの援助による修復作業が行われている。 出所:世界遺産の旅
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