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アテネのアクロポリス(パルテノン神殿,ギリシア世界遺産) 2009年5月10日更新

アテネのアクロポリス(ギリシア世界遺産)
【和:アテネのアクロポリス
【中:
面白テーマ|世界遺産|>アテネのアクロポリス(ギリシア世界遺産)

ギリシアの首都アテネ、町の中心に険しい石灰岩の丘がそびえている。両方を除く三方が絶壁の丘は、紀元前15世紀の昔から、戦時には砦の役割を果たしていた。紀元前447年、第2次ペルシア戦争に勝利したのを機に、町の守護神・知恵の女神アテナに捧げる神殿「パルテノン」が建てられた。以後、この丘は、都市市民にとっての精神的な中心となる。これがアクロポリス、「高い丘の上の都市」を意味する聖域である。
15年かけてつくられたドーリア式の白亜のパルテノン神殿は、当初は全体が彫刻像やレリーフなどで飾られた、とてつもない芸術作品だった。高さ12m、青銅製のアテナ神像が置かれ、屋根と柱の間(メトポ)には、神話や歴史を題材にした色鮮やかなレリーフが、90枚以上並んでいたらしい,現在でも、 下部直径2m、高さ10mもの巨大な柱がずらりと46本並ぶ様は圧巻である。そして、アテネの町のどこから見ても感じられるその威容は、まさに「聖」の美しさと力といえよう。 しかし、ローマ帝国支配下に入ると衰え、17世紀後半には廃墟となった。
アクロポリスの北西部には、市民生活の中心として、アゴラと呼ばれる広場が広がっている。泉があり、 ストアと呼ばれる多目的施設があり、活気あふれる市場があり、議会場もあった。こちらは「俗」のエリアである。市民とともに、 ソクラテスやプラトンといった賢者たちも弁説をふるっていた。古代ギリシア最大の都市国家、(ポリス)となったアテネは、人類初の民主政治が実現した場所でもある。そして、アゴラに集まる人びとは、丘の上の聖なる神殿を見上げ、自分たちの都市への誇りを感じていたであろう。アクロポリスの出土品は、アクロポリス博物館や国立考古学博物館に所蔵されている。出所:世界遺産の旅
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