黄河の上流の龍門の激端を鯉が上れば龍となって天上に登るという俗信があった。龍門は自門ともいった。この激湍を上れなかった鯉は額に傷ついた。科挙め制を登龍門といい、その試験に落ちた者を点額といったのはこの伝説による。龍首鯉身の図とか河中に門を描いた図などの硯をいう。出所:『文房古玩事典』宇野雪村 関連用語:
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