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顧二娘 (硯匠) 2009年6月12日更新
南唐以来硯匠をはじめとして工匠の名が喧伝されるようになった。宋の唐積の『歙州硯譜』に劉、周、朱の三姓四家11人(県城)載氏一姓三家六人(霊属里)方、胡、汪の三姓四人(大容里済口)と挙げている。元、明、清と伝統は受け継がれたのであるが、硯匠と作硯が結びつくものは非常に少ない。清朝の著名な製硯家をあげる。
顧徳鄰の子の妻で鄒氏である。徳鄰は子が夭死したので業を二娘に伝えた。名工の名を称えられた。端渓老坑水厳のみを用いたという。顧二娘銘の硯を巷間で見うけるが倣硯が多い。二娘の後は姪の公望が継いだ。出所:『文房古玩事典』宇野雪村
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