群雀図である。雀と爵の音が通ずるからである。円形墨で、かなり多く見かけた墨であるが、近代の倣造墨だった。『程氏墨苑』に図がある。 文官を描いて百爵図とした六角形の呉鴻漸の墨がある。ほかに呉鴻漸には「百爵玉図」と題した墨もある。和墨もあるが、これは雀の数が少なく、唐墨と区別しやすい。出所:『文房古玩事典』宇野雪村 関連用語:
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