考古用語辞典 A-Words

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禹門 2009年6月22日更新

禹門

【和:うもん
【中:Yu men
彫刻・書画|基本用語|>禹門

径一0センチ程の円形墨、やや小さいものもある。下に河の水波を左に禹門とした二本柱の門があり河中から勇躍する龍魚、右上に飛龍を描く。裏に拙い篆書で 三奉清波風雲会 一躍龍門上九雲と読む詩を陽文している。
門に禹門とあるので墨名にしたが同じ図で「龍門」としたのもある。『准南子』の「禹穿鑿龍門とから来ている。『水経』の「河水又南得鯉魚」の酈道玄の注に尓雅曰鱣鮪也。出鞏穴三月則上渡龍門。得渡為龍矣。否則点額而還
とある故事によっている。 硯や墨の好箇の意匠であった。龍門とした現代墨がある。出所:『文房古玩事典』宇野雪村
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