卵形の変形で左上に突起のある貌。形容に苦しむ。中央に楕円形出所があり、螭を浮彫している。周囲にも華麗な螭龍をあしらった浮彫がある。これが原形と思われるが、中央楕円凹所に蟠雲、表の凹所に「御墨」と題した墨がある。乾隆御墨としては小形墨であるが、滋味掬すべく捨て難い墨である。出所:『文房古玩事典』宇野雪村 関連用語:
Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.