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輞川図詩墨 2009年6月27日更新
【和:もうせんずしぼく】 |
【中:Wang chan tu shi bo】 |
彫刻・書画|基本用語|>輞川図詩墨 |
明の嘉清年代のと中山が「集錦墨」というセット墨を作ったが、清代になって盛んになったもので前記の汪近型の中形御墨の「名華十友」などその例であり、小形の墨で漆匣に収めた一連の墨を挙げてみる。
輞川は唐の王維の別荘のあった所。王維と斐迪の詩を配している。 一〇×三センチの長方形墨。三錠で一図とし、 一錠ずつに墨名があり、裏に二人の詩を楷書で入れる。
輞口荘 文杏館 斤竹嶺
木蘭柴 辛夷塢 華子岡
孟城拗 茱萸沜済 官槐陌
鹿 柴 北 垞 欹 湖
臨湖亭 柳 浪 欒家瀬
金屑泉 南 垞 白石灘
竹里館 漆 園 椒 園
七種二一錠である。出所:『文房古玩事典』宇野雪村
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