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鹿毫 2009年7月3日更新

鹿毫
【和:ろくごう
【中:Lu hao
彫刻・書画|基本用語|>鹿毫

兎毫と共に最も早く使われた毛である。前記した南唐の馬縞の書に、奏の蒙恬将軍が鹿毛を芯にしたことを述べている。
日本の正倉院文書に写経生が鹿毫を使った記録が多く成っている。もっぱら界線を引くのに使った。兎毫等に比べて安価であった。 一本の筆で六〇〇枚の罫を引くことを要求されていたようである。
唐の劉恂の『嶺表録異』に番禺(広州)の地には狐兎なく、多く鹿毛、野狸の毛を以って筆を造る。といっているが、古代から唐代あたりまで兎毫と共に重んぜられた毫である。
兎毫は秋のものが喜ばれたが、鹿毫は冬毛よりも夏毛が喜ばれた。夏毛は採毛が困難で稀少価値が重なったのであろう。出所:『文房古玩事典』宇野雪村
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