粗く強い毛である。昭和初期の書壇では愛用された筆である。輸入の原毛なので、どのような動物か明らかでない。馴鹿、氈鹿その他諸説がある。馴鹿は「となかい」である。南方には馬か鹿かわからぬ獣がいることは『多識篇』(筆者不詳)に述べている。 出所:『文房古玩事典』宇野雪村 関連用語:
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