紙に蠟引きをする。日本の蠟と異なって墨をはじかないが書いた墨が紙に滲透せず、古くなるとはがれる欠点を持っているし、濃墨でないと受付けない。表だけのもの、裏、表ともに施したものもある。乾隆帝が好んで盛行したが、単に蠟箋としてだけあるものは少なく彩箋、文様箋と共存する。出所:『文房古玩事典』宇野雪村 関連用語:
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