考古用語辞典 A-Words

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玉亀 2009年8月23日更新

玉亀

【和:ぎょくき
【中:Yu gui
殷・周時代|金銀・玉器|>玉亀

西周時代
全長3.5cm・幅2.3cm・厚み1.1cm・重量6.2g
宝鶏市区南郊竹園溝出土(1981年)
宝鶏市博物館蔵
 玉亀は古代人が腰から下げた吉祥のアクセサリーである。淡い黄褐色の青玉を用いて作られ、緑色の斑紋が見られる。全体に丸彫りの手法が用いられている。頭を前に伸ばして丸い目がとび出ている。4本の足は前向きで先を曲げ、それぞれに三つの爪を彫り出している。亀甲は楕円形で、中央の線が盛り上がり、格子紋が凹線で表現されている。尾は短い。きわめて精巧で細密な作りである。玉器中の優品である。胸の前に小さな孔を開けている。出所:中国陝西省宝鶏市周原文物展
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