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銅弩機 2009年8月31日更新
秦時代
(1)高15.5cm 長6.9cm 幅3cm 重0.407kg
(2)高16.9cm 長7.6cm 幅3cm 重0.437kg
1976年秦始皇陵兵馬俑坑出土
秦始皇兵馬俑博物館蔵
弩機の構造は望山(照準)、県刀(引き金)、牙(弦掛け)、鍵(引き金と弦掛けの止め金)及び機身の5つの部分からなっている。弩機は弩の木臂の後部につけられていた。臂の前端には凹槽があり、弓背上に伸びている出土時点では弓と木臂はすでに腐朽していたが、遺跡に残る木質部の痕跡によって推測すれば、弓背上の長さは100~105cmの間で、径は4~5cmであろう。表面は幅1cmの皮のひもでしばり包んで、そのうえに漆を塗る。弓弩は麻の織物の弢(ゆみぶくろ)の中に納められていた。弩は機械仕掛で矢を射る弓で、照準を合わせやすく、射程も長く、秦時代のきわめて先進的な武器であった。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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