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朱雀紋空心磚 2009年8月31日更新

朱雀紋空心磚

【和:すざくおんくうしんせん
【中:Zhu que wen kong xin zhuan
秦・漢・三国|石器・ガラス|>朱雀紋空心磚

西漢(前漢)時代
長113cm 幅33cm
1975年陝西省興平県霍光墓附近出土
  茂陵博物館蔵
 空心磚は前漢時代の特殊な建築材料である。質はたいへん緻密で、大きく、重い。湿気の防止と遮音及び保温に効果がある。表面は図案で飾られる。この磚は、茂陵の近辺から出土したもので、茂陵陵園の建築施設の研究と中国古代建築史の研究上貴重な資料である。
この空心磚には、朱雀文の浮き彫りが施されている。朱雀は「四神」のうち、最も高貴な動物とされ、南方を代表し、前進と勝利を象徴する。災厄を除去するものとして、古代人の想像から生まれた一種の吉祥鳥である。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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