考古用語辞典 A-Words

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載物駱駝俑 2009年9月4日更新

載物駱駝俑

【和:さいぶつらくだよう
【中:Zai wu luo tuo yong
隋・唐・五代|陶磁器|>載物駱駝俑

唐時代
高44cm 長40cm
1972年陝西省礼泉県鄭仁泰墓出土
昭陵博物館蔵
 砂漠の舟といわれる駱駝はシルクロードに欠かせぬ輸送手段であった。この駱駝の背に載せられた軟らかい包みは、中国で産出した絹であり、駱駝は険しい山嶺、広漠たる砂漠を越える身仕度をして、一歩一歩西アジアに向かって歩んで行く。駱駝は古代の東西文化の交流と貿易上の相互交換のために、大きく貢献をなした。この駱駝はそうした史実を物語っている。 出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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