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金面甲馬俑 2009年9月4日更新

金面甲馬俑

【和:きんめんこうばよう
【中:Jin mian jia ma yong
隋・唐・五代|陶磁器|>金面甲馬俑

唐時代
右:高32cm 重2.3kg
左:高34cm 重2.2kg
1972年陝西省乾県懿徳太子墓出土
  陝西省博物館蔵
右:懿徳太子李重潤は、唐の高宗と則天武后の孫、唐の中宗の長子である。武后の激怒をかい、19才で殺された。その後乾陵に陪葬された。
1972年に発掘され、1000点余りの文物が出土している。墓の中から出土した大量の騎兵は、おそらく彼が死んだあと太子に追贈されたため、等級や礼制に照らして取り揃えて贈られた副葬の人馬と推測される。騎兵は身に華麗な軍装をまとい、乗馬の馬面には一律に金を貼る。この豪華な隊列に、唐代皇族の厚葬の一端を垣間見ることができる。 左:この甲馬俑は、馬頭と馬面に貼金しており、馬身には鎧甲を着けている。騎者は頭にかぶとをかぶって、身に鎧をまとい、腕と胸の部分をおおっている。唐代の騎兵の現実の姿を生き生きと再現している。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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