考古用語辞典 A-Words

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蟠螭紋鐘 2009年9月12日更新

蟠螭紋鐘

【和:ばんちもんしょう
【中:Pan li wen zhong
春秋戦国|青銅器|>蟠螭紋鐘

(蟠螭紋のある鐘)
春秋時代
通鈕高 16.3cm
1979年 凌源県五道河子村墓葬出土
 半円形の懸鈕があり、舞の上の中央に円い穴がある。枚と篆の部分は抽象化された蟠螭紋が二段あるが、鼓や隧の部分は紋様はなく、その点中原の鏑と異なっている。また、鐘としては極めて薄手のつくりである。中原の様式を模倣しながらも、独特の地方色を示している点で、興味深い遺物である。いくつかの編鐘のひとつとして作製されたもので、残破した別の鐘も伴出している。出所:中国の器展ー青銅と陶器
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