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黄褐釉鶏冠壺 2009年9月17日更新
【和:おうかつゆうけいかんこ】 |
【中:Huang he you ji guan hu】 |
宋・遼・金・元|陶磁器|>黄褐釉鶏冠壺 |
遼時代
通高 22.3cm 胴幅 15.6cm
1957年 建平県張家営子遼墓出土
扁平な胴の鶏冠壷で、注口には宝珠形の鈕を付した蓋が付き、上部には壺をつり下げるための穴が二つあけられている。太い皮紐状の縁取りが貼り付られ、唐草文がしっかりとした刻線文で施されている。底は中央で凹状に削られている。胎土は赤味のある陶土で、総体に濃い黄褐釉が施されていて、唐草文の上には前後の両面に淡黄色の釉が流し掛けてある。
※建平県張家営子遼墓
1956年に発見された。この墓は方形単室磚墓(煉瓦づくりの墓)である。出土品には黄釉鶏冠壷、褐釉鶏冠壷、官字銘白磁碗等がある。墳墓の時代は遼代前期である。出所:中国の器展ー青銅と陶器
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