考古用語辞典 A-Words

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緑褐釉長壺 2009年9月18日更新

緑褐釉長壺

【和:りょくかつゆうちょうこ
【中:Lu he you chang hu
宋・遼・金・元|陶磁器|>緑褐釉長壺

遼時代
高 64.2cm 口径 9.8cm 底径 11.9cm
 細身の丈の高い壺で、撫肩に作られ肩から口縁が捻り返してある。腰は高く細くしぼられ、底は平らである。胎土は粗く淡紅色を呈し、硬く焼締っている。総体に緑褐色の釉がかかり、肩に「乾二年田」の四文字が刻されている。これは乾統二年(1102)のことで、遼代の天祚帝耶律延禧の年号である。田とはおそらく陶工田氏作の意昧だろうと解されている。遼代晩期の作で、中国では鶏の足に似ている壺、「鶏腿缸」と称している。契丹族にのみ用いられた容器とされている。出所:中国の器展ー青銅と陶器
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