白釉刻花牡丹文盤口瓶　2009年9月18日更新

遼時代
高　45.6cm　口径　11.4cm　底径　10.4cm
1974年　法庫県葉茂台遼墓第七号墓出土
　細身の胴に漏斗状の盤口をもつ瓶である、胴裾から底にかけて外反し、底は凹状に削られている。灰白色の硬い素地に白化粧を施し、肩に下向きの蓮弁文を線刻でめぐらし、胴部には大きな牡丹唐草文をのこして地を掻落してあらわす。葉脈や花芯などの細部は、刻線で施され、上から白釉をかけるが胴裾から底は無釉である｡おおらかで、おっとりとした作行きの瓶である。出所：中国の器展ー青銅と陶器
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