考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

宝冠仏 2009年12月2日更新

宝冠仏

【和:
【中:
彫刻・書画|青銅器|>宝冠仏

チベット中央部
11世紀
青銅:顔に鍍金の痕跡
高36cm
ジョン・ギルモア・フオード・コレクション
この触地印を結ぶ力強い宝冠仏の銅像は早ければ11世紀に制作されたものであろう。この像は、ツァンのキャンプ寺の上層階の11世紀前期の彫刻や、ともに11世紀中期頃のキャンプ寺やイェマル(イワン)寺の降魔の釈迦の彫刻、1081-93年頃に制作されたダタン寺の壁画に共通してみられる特徴を数多く持っている)。それらは皆、力強くがっしりした体つきで、入念に作られた顔だちは少々堅いが逞しく、手足はぶっきらぼうに表現されていて、1300年頃に制作された作品165の宝冠仏のような13世紀後期から14世紀に典型的に見られる優雅な身のこなしや、肉付きの微妙な変化は欠いている。出所:天空の秘宝チベット密教美術展
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.