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彩陶瓶 2010年2月26日更新
【和:さいとうへい】 |
【中:Cai tao pings】 |
新石器時代|陶磁器|>彩陶瓶 |
土製、彩色
高21、腹径20.7
1958年-1960年 、
陝西省宝鶏市北首嶺52号墓出土
新石器時代(仰詔文化)
前4500年頃一前4000年頃
Painted Pottery Jar
彩陶は中国新石器時代を代表する土器の一つであり、文様を彩色後に焼成する。この作品の胴部には、巨大な魚の尾をくわえた水鳥の姿が力強い筆致で描かれている。魚をくわえた水鳥の意匠は、後の時代にもしばしば現れる。またここに描かれた大魚を、龍の先祖とみる説もある。このように中国の考古資料や美術資料には、何千年もの隔たりを越えて文様の意匠などに共通点が認められることがある。水鳥と魚の文様が描かれた作品として最古の例になるこの彩陶は、まさしく中国美術の源流の一つであるといえる。出所:『悠久の美-中国国家博物館名品展』
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