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玉璜 2010年3月11日更新
玉、青銅、鍍金
長20.5、幅4.8、厚0.5
1951年、河南省輝県市固囲村1号墓出土
戦国時代・前4-前3世紀
Jade Huang
7個の玉器と2個の金具を組み合わせ、一体としたもの。璜とは円弧の形の玉器で、胸の前に下げる装身具などとして用いられた。中央に後を振り返った獣と半円形のつまみがついた台形の玉器があり、その両側に弧形の玉器がつき、その両側に龍の頭を象った玉器がつく。これら5個の玉器に穿たれた孔に銅片を通して連結している。
銅片の両端に獣の頭を表わした青銅製で鍍金された金具をつけ、これに両端の玉器をつけている。玉器は、透彫と浮彫の技法により、両面とも見事に仕上げられている。白みがかった玉は透明感があり、よく光りを透す。戦国時代の玉器のなかで出色のできばえを示す作品として、高く評価されている。出所:『悠久の美-中国国家博物館名品展』
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