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雍正粉彩梅樹文盤 2010年3月23日更新
清時代
径17.3㎝
東京国立博物館
このような粉彩の画に題句の詩がかいてあるものを、俗に「古月軒」といっている。南画に題賛がかいてあるように、文人は詩・書・画の三者をともなったものをことに愛好する。それでこうしたものだけを古月軒といっているのである。現在中国ではこうしたもので、裏の銘款に料(ガラス質)で年号をかいたものを琺瑯彩と称し、一般の粉彩器とは別にしている。
この盤は左側の大枝の花を紅色とし右下の両枝の花を白梅とし、樹幹のうしろに線竹を配している。清雅な作品としては代表的なものである。裏側には緑釉をかけ、高台の内側は白とし、二重角圈のなかに「雍正年製」の料款がある。出所:「清の官窯」
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