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龍虎文「尚方作」鏡 2010年4月4日更新
後漢
径12.7㎝
早稲田大学會津八一博物館蔵
鏡背の内区に龍と虎を一体ずつ浮彫風に表した、いわゆる龍虎鏡。龍と虎は腰部を鈕の下に隠し、絡み合うように向き合っている。内区と外区との間に銘帯、櫛目文帯、鋸歯文帯を順に表し、外区には雲気文を表す。銘文は漢代の伝統的な七言鏡銘を踏襲し、時計回りに「尚方作竟真大巧上有山人不知老渇飲玉泉飢食棗兮吉」と陽鋳されている。龍虎鏡は後漢中頃から三国時代にかけて流行し、日本の古墳出土鏡にも類例がある。「参考資料」『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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