考古用語辞典 A-Words

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犬 2010年4月4日更新

犬

【和:
【中:
秦・漢・三国|陶磁器|>

高17.1㎝
早稲田大学會津八一博物館蔵
 耳を立て、尾の先端を前方へ曲げて四本の脚で力強く立つ犬の姿。眼は丸く、口は少し開いており、頸は太く短く、脚は末広がりの太い筒状である。頸と胴にはベルトを締め、背にはこれらを繋ぐように一個の環が取り付けている。左右の合わせ型で作られたため、口先や胸などには正中線に沿ってバリが残っている。尻には孔があり、体内の空洞に通じている。眼の周囲や胴には毛筋を箆描きし、ベルトの表面にも幾何学的文様などを施している。「参考資料」『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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